ビジネスマンの活力を230%アップするノウハウを伝えます@中沢雅孝レポート
7月号


■夏の夜空に降り注ぐように浮かぶ、天の川

 七夕の季節になりました。夏の夜空を見上げれば、北から南の地平線に向かって雲あるいは川のような光の集まりが見られます。これが天の川です。

 天の川は英語でミルキーウェイと呼ばれますが、これは父ゼウスが息子のヘルクレスに、彼の義母である女神ヘラの母乳を飲ませようとして飛び散ったミルクが天の川になった、というギリシャ神話に由来しています。大昔のギリシャの人々がミルクの粒だと思っていた天の川は、イタリアの天文・物理学者のガリレオ・ガリレイによって「たくさんの星が集まってできている」ことが発見されました。その後の研究で、天の川は約2,000億個の星がうずまきのように集まっている銀河で、地球を含む太陽系はその一部であることがわかっています。つまり私たちが見ている天の川は、太陽系がある銀河の姿なのです。

 この天の川で年に一度、織姫と彦星が会えるのが7月7日の夜です。この伝説は中国で生まれ、日本やアジア圏に伝わりました。実際に織姫とされるベガと、彦星とされるアルタイルという星の間には天の川があり、両者を隔てています。でも2つの星の間には14.4光年の距離が。会うためには、光のスピードでも14年以上かかってしまう計算です。ちょっとせつない距離ですね。

 夏は天の川がよく見える季節です。おびただしい光があふれる市街地を抜け出し、山などに天の川を見に行ってみてはいかがでしょう。夜間なので野生動物や安全には十分注意してください。

※参考:



宇宙航空研究開発機構               https://www.jaxa.jp/
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台 https://www.nao.ac.jp/
本田技研工業株式会社               https://www.honda.co.jp/
株式会社アストロアーツ              https://www.astroarts.co.jp/