クリスマスが近づき、店先や玄関先にクリスマスリースが飾られているのを目にします。収納や準備、片付けに手間のかかるツリーと比べて、さっと飾れるリースは負担が少ないことから、忙しい方やご年配の方から支持されているのだとか。しかもデザインや素材のバリエーションが多く、家庭ごとの個性で彩られた玄関ドアを見ているだけでも楽しいですよね。
クリスマスリースの由来は諸説ありますが、古代ローマ時代、勇者をたたえるために頭に載せた葉っぱの冠がルーツである、という説が一般的とされています。クリスマスと無関係なのは意外ですね。多彩なデザインを誇るリースの多くが「輪」の形であるのも、もとは冠だったことを考えれば腑に落ちます。ほかに「輪」には、永遠、終わりがない、という意味もあり、のちにクリスマスにリースが飾られるようになったそうです。
デザインや素材が豊富なので選ぶ楽しさがあるのもリースならでは。緑と赤の定番カラーをはじめ、シルバーと青、白一色などモダンなタイプ、枝や松ぼっくりをあしらったナチュラル系などがあり、雑貨店や花屋で買えます。また、輪のフレームや造花などの材料が100円ショップなどで手に入ることから、手作りするのも簡単です。パッチワークやビーズ、ドライフラワー、トールペイントなど、ハンドメイドなら世界に一つしかないリースが完成です。
街じゅうがキラキラするこの季節、玄関ドアのリースだけでなく、エクステリアなどもデコレーションするだけで、季節感や温かみのある素敵な場所になるのでおすすめです。
※参考:
株式会社ベネッセコーポレーション https://www.benesse.co.jp/
東京カラーズ株式会社 http://www.tokyo-colors.com/
LOVEGREEN https://lovegreen.net/
お花ドットコム http://www.087.com/
|