これから年末にかけて、お歳暮などで食品をいただく機会が増えるもの。また、年末年始は家族が増え、食品を多めに買う方も多いのではないでしょうか。気がつけば、まとめ買いをして過剰ストックになっていたり、好みが合わないなどの理由で手つかずの食品がいっぱい…ということはありませんか?
話は変わりますが、10月1日「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行されました。食品ロスとは、食べられる食品が廃棄されることを指します。環境省の調べによれば、2016年の日本の食品廃棄物等は約2,759万トン、そのうち食品ロスは約643万トンと推計されています。これほどの食品が捨てられている一方で、経済的に困窮し、食べたいのに食べられない人もいるという現実もあります。
余って捨てられてしまう食品と困っている人を繋ぐ取り組み、それが「フードドライブ」と「フードバンク」です。フードドライブとは、家庭で使いきれない未使用の食品を職場などに持ち寄り、まとめてフードバンクなどに寄付すること。フードバンクとは、家庭や食品を取り扱う企業から寄贈された食品を、必要とする施設や団体に無償で提供する活動です。
フードドライブは、自治体やフィットネスクラブも実施していますし、一部のスーパーでは店頭にボックスを設置しているところもあります。買いすぎない、食べきる、は基本ですが、もしご家庭に余っている食品があったら寄付してみませんか? その食品が、誰かの「いただきます」につながります。
※参考:
政府広報オンライン https://www.gov-online.go.jp/
環境省 https://www.env.go.jp/
消費者庁 https://www.caa.go.jp/
横浜市 https://www.city.yokohama.lg.jp/
一般社団法人全国フードバンク推進協議会 https://www.fb-kyougikai.net/
セカンドハーベスト・ジャパン https://2hj.org/
認定NPO法人 フードバンク関西 https://foodbankkansai.org/
株式会社カーブスジャパン https://www.curves.co.jp/
株式会社静鉄ストア http://www.s-store.co.jp/
生活協同組合ユーコープ https://www.ucoop.or.jp/
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